青春+10歳の歌 ~無敵でなくなった僕らへ~
風は見えなくても風車は回っている。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
音楽は見えなくても心に響いてくる、囁きかける。
みなさんこんばんは。
通勤の車内では気分のアガる曲を聴き、退勤するときはYouTubeのラジオ動画を流しがち。
リソルートです。
今夜は、20代後半になって魂が震える名曲を4曲紹介しようと思います。
はじめに
今回の題を、「青春+10歳の歌 ~無敵でなくなった僕らへ~」としました。
青春といえば、若くて、エネルギーと可能性に満ち溢れていて。
なんていうか、こう、【無敵感】がありますよね。
けれど、20代も後半になり(諸説ありますが、「青春」は10代後半~20代前半のことを指すようです)、あの頃の勢いはなくなってしまいました。
青春(10代後半~20代前半)でもなく、朱夏(30歳~50歳くらい)でもないこの時期に、この時期だからこその震える感性のあなたへ、歌を送ります。
ということで、今回の趣旨は「青春を過ぎ、無敵感を失った今でも走り続ける」です。
そんな思いを込めて、僕のプレイリスト、【Blue Spring +10 ages】から4曲紹介します。
(厳密には、今が青春+10歳というわけではありませんが、今年が高校卒業後10年だったことからこの名前になりました)
大人のビターな世界観でもなく、過ぎていった青春を惜しむわけでもなく、
ただ、明日からの毎日も走っていこうと、そう思えるような曲たちです。
もちろんこれらの曲は、10代や30代の頃に聞いたとしても「良い曲だな」と思う歌ばかりです。
ですが、「無敵でなくなった今」だからこそ、一番魂が震える曲というのもあるのではと感じています。
それでは、以下に紹介します。
曲名のところが、YouTubeの本家動画へのリンクになっていて、別タブで開きます。ぜひ聴きに行ってください。
※ランキングではありません。紹介順はインスピレーションです。
拝啓、少年よ(Hump Back)
この曲を知ったことが、この記事を書こうと思ったきっかけ というくらい、シビれてしまった一曲。
どうしてみんなもっと早く教えてくれなかったの!(笑)
歌いだしの
夢はもう見ないのかい?
拝啓、少年よ(Hump Back)
明日が怖いのかい?
諦めはついたかい?
馬鹿みたいに空がキレイだぜ
ここだけで、魂が震えます。
さらにサビの
あぁ もう泣かないで
拝啓、少年よ(Hump Back)
君が思う程に弱くはない
あぁ まだ追いかけて
負けっぱなしくらいじゃ
終われない
のところは、「欲しいの100点くれた!」っていうくらいバッチリはまってます。
20代後半の今だからこそ、ちょうど染みる歌です。
『琴線に触れる』というのは、まさにこのこと!
ヤングアダルト(マカロニえんぴつ)
マカロニえんぴつの話をすると、なんだかにわかっぽいというか、「若作りしてる」と思われそうという勝手な偏見のもと、これまで話してきませんでしたが、この曲は響きますね。
サビの
夜を越えるための唄が死なないように
ヤングアダルト(マカロニえんぴつ)
手首からもう涙が流れないように
無駄な話をしよう 飽きるまで呑もう
僕らは美しい
明日もヒトでいれるために愛を探してる
の中でも、特に「無駄な話をしよう 飽きるまで呑もう」のところが好きです。
そのあと、「愛を探してる」のところでスローリズム(?)になるのが惜しいと思ってしまうのですが、
最後まで全力疾走しないというか、その不完全燃焼感がまたこの曲を聴きたくなるんですよね。
マカロニえんぴつは、大人な恋愛の歌や勢いのあるバンドドリームの曲も多いのですが、この曲は、カラッとしたサウンドでもなく、しっとりともしていない、ちょうど今くらいの感じです。
Funny Bunny(the pillows)
キミの夢が叶うのは
誰かのおかげじゃないぜ
風の強い日を選んで 走ってきた
Funny Bunny(the pillows)
説明不要の名曲ですね。
今回紹介した曲の中では一番青春寄りで、今教えている生徒たちにも聴いてほしい曲です。
ですが、女子高生がカラオケで歌っていないと言いますか、高校野球のテーマソングにはならないといいますか。
そういう青臭さのない、「少し年上の青春」というのがピッタリな感じがします。
深夜高速(フラワーカンパニーズ)
この曲の魂が震えたところをを紹介しようと思うと、歌詞の抜粋ではなくて全て書くことになってしまう。
それくらい、どこを切り取っても好きな曲です。
2004年の曲なのに、10代のころ全然聞いていなかったのが信じられません。
いったいお前はなにを聴いていたんだ。
いろいろな方がカバーして歌っているのも納得。さらに、それを聞くのも良いです。
おわりに
今回紹介した方も、ほかにももっと良い曲やもっと好きな曲もあると思います。
さらには、紹介していない、アジカンとか、バックナンバーとか、鶴とか、ちょうど今くらいに刺さる曲があると思います。
もしかしたら、今後追加で更新していくかもしれません。
みなさんおすすめの曲もぜひ教えてください。
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