ポケモン対戦について思うこと~パーティのつくり方編~
ポケモンと共に歩んで21年。
リソルートです。
今日は、シングルレートにおけるポケモン対戦のパーティのつくり方について、思うことをまとめてみようと思います。
今回は、育成論ではないので、机上の空論パーティになります。時間があればつくりたいなあ・・・。
一般的なパーティ作成の流れ
パーティのつくり方は、主に以下の3つの流れになると思います。
①使いたいポケモンを決める
まずは、活躍させたいポケモンを一匹決めます。
今回はマイナーでありながら、その外見から人気を誇る『ロズレイド』でパーティを作ろうと思います。
余談ですが、先日友人に「リソさんの『My favorite Pokémon』は誰?」と聞かれて、即答できませんでした。自分は誰が一番好きなんでしょう・・・?
さて、ロズレイドの種族値は以下の通り。
特攻種族値125は、草タイプの中でも屈指の高さです。
素早さの種族値も90とまずまず。
採用されるような積み技(能力を上昇させる技)もなく、対面を制するサイクル(交代戦)向きのポケモンと言えるでしょう。
となると、育成は特殊アタッカーになるわけです!(耐久、受けで考えるとメガフシギバナの劣化になりがち)
とりあえずの構成はこんな感じ。
特性『テクニシャン(夢特性)』 持ち物@気合のタスキ
リーフストーム/ヘドロ爆弾/目覚めるパワー(地面)/神通力
こうして決まった手持ちの左上、嫁枠と呼ばれるポケモンを軸に、残りの5匹を考えていきます。
②それをサポートするメンバーを考える
残りのポケモンについては、ロズレイドが活躍できるように、採用率の高いポケモンから5匹を見繕ってくることになります。
ここで大切になるのが、『ロズレイドの補完になる5匹を選ぶ』ということです。
また、サイクル戦を想定して選ぶことも忘れてはいけません。
ポケモンは3対3のシングルルールが一般的ですので、1匹の強いポケモンだけで勝つというゲームではありません。
ロズレイドは、草・毒タイプなので、弱点が、炎・飛行・氷・エスパー、耐性が、草・水・電気・格闘・フェアリーです。
ロズレイドの弱点のタイプに対して強いポケモンを考えるわけですね。
そして、ロズレイドが耐性のあるタイプに対して弱くても大丈夫というわけです。
これが補完です。
今回は、岩・悪タイプのバンギラスを選択してみました。
また、ロズレイドとバンギラスの2匹では、虫・地面・ドラゴンタイプは、弱点ではなくても耐性がない(これを一貫と言います)ので、それに強いポケモンを探してきます。
今回は、メガメタグロス、ランドロス(霊獣フォルム)、ミミッキュで考えました。
残りの一匹については、状態異常を防ぐことのできる『ミストメイカー』を持つカプ・レヒレです。
③パーティのバランスを考えて、持ち物や技、基礎ポイントを決める
今回は育成論ではないので、ここは割愛しますが、多くの選択肢から一つに決める、ここが一番の悩みどころかもしれません。
最初に決めたロズレイドの持ち物や技も、変える必要が出てくるかもしれませんね。
そうしてできたパーティで、レートという荒波に潜ってゆくわけです・・・。
ちなみに、そうして戦ったデータは、統計として残ります。
PGL(Pokémon Global Link)でロズレイドについて調べたところ、次のような感じでした。
たしかに、このパーティでは、ノーマルへの有効打がないので、ミミロップ(メガミミロップ)というのはアリなのでしょう。
また、炎タイプを積極的に採用しているみたいです。
炎に対して出てくる水や岩、地面を、ロズレイドで倒せるというわけですね。
僕の考察もまだまだです。
④勝ちたいなら
そうして戦っていくと、勝てない時も多くあります。
どうしても無理な相手が出てきます。(本来は仮想敵として、パーティをつくるときに対策を入れるのですが・・・)
おそらくこのパーティでは、ゲッコウガやギャラドス(特にメガシンカしないヒコウZやゴツゴツメット)、選出によっては、メガボーマンダやメガリザードンYなどでボコボコにされると思います。
(というか、こいつらに安定して勝てるやつらいるのでしょうか)
そうして考えると、勝つためには
カプ・レヒレを抜いてカプ・コケコを採用 → 仕事の少なくなったロズレイドの解雇 → タスキ枠兼目には目をでゲッコウガの採用
と続いてゆき、結局採用率の高いポケモンしか残らなくなるわけです。
「勝ちたかったら採用率の高いポケモンを使え」
そうしてできたパーティでも、勝てるとは限りません。
しかし、採用率が高いということは、それだけ強いということだと思います。
・・・。
けれど、なんだかしっくりこない。
自分の生き方の問題でしょうが、いわゆる”トップメタ”と呼ばれる、”みんなが使っていて強いやつ”で勝つのは、僕らしくないのではと思ってしまうんです。
というか、根っからのオタク気質なので、みんながあまり使っていないもので、トップメタに勝つのが、最ッ高に楽しいし、脳汁ドバァーって出るんですよねw
もちろん、どんなゲームも、勝てないと面白くないので、勝つための努力は素晴らしいものですが。
パーティを作るときに思うこと
今回の主題。
パーティを作るときに思うこと。
結局、何も制限を掛けずに勝てるパーティを作ると、採用率の高いポケモンのみになる、対戦の教科書のような、お手本パーティになるわけです。
だから、採用するポケモンに制限をかける。
例えば、タイプ統一とか、世代限定とか。
そうして作られた、かゆいところに手が届かないパーティで、レートの荒波を乗りこなしていきたいと思うわけです。
『つよいポケモン よわいポケモン
そんなの ひとの かって
ほんとうに つよい トレーナーなら
すきなポケモンで かてるように がんばるべき』
ポケモントレーナーなら一度は聞いたことのある、四天王カリンさんの名言。
最近はアンチテーゼも流行っていますが、それでも、ここに、ポケモンの真髄があると思います。
対戦で使われないポケモンは、だいたい「他のポケモンを使った方が強い」という理由で使われなくなっていきます(これを上位互換とか、劣化とか言ったりします)。
でも、それ、とても厳しい世界ですよね。
好きな実況者さん(ポケモンを投稿してらっしゃいます)の言に、
『その型なら○○○の方が強い? お前らは彼女が髪型をショートにしたときに 「その髪型なら新垣結衣のほうが可愛い」 って言うのか』
というものがあります。
シビれるw
自分の人生だって、誰かの人生の劣化じゃないか。
『良い人生、悪い人生、そんなの人の勝手。本当に強い人なら、好きな人生で勝てるように頑張るべき。』
というわけで、次回は、縛りパーティ『なつき進化統一パ』について話をしようと思いますw
では。
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