2019年に思うこと~一年の計は元旦にあり~
明けましておめでとうございます。
リソルートです。
「一年の計は元旦にあり」と言いながら、このブログをしたためているのは12月31日です。
ちょっとズルですね(笑)
2019年の抱負
今まで、新年の抱負などというものを、特に抱いて来なかった人生でしたが、昨年は色々と思うことがありまして、「2019年の抱負はこれにしよう」と心に決めていたことがあります。
それは
【衣食足りて礼節を知る】
です。
昨年は、一人暮らしを始めてから初めて、マジの体調不良になり、医者に行きました。
扁桃腺炎と歯医者以外で病院に行くのは、小学生以来かもしれません・・・。
また、大学生の時に学んでこなかった身だしなみについても考える機会があったり、車検を通すにあたってお金のことを考えたりしました。
そんなこともあって、自然とこの言葉が出てきました。
大学からの友人、かっさんは、よくこの言葉を口にしていましたね。
言葉自体は有名ですし、意味も分かりますが、詳しく由来や正しい意味を知っているかと聞かれると、答えに窮してしまいますので、調べて参りました。
倉廩(そうりん)実(み)ちて、則ち礼節を知り、衣食足りて、則ち栄辱を知る
『衣食足りて礼節を知る』の意味は、
人は、物質的(着るもの・食べるもの)に不自由がなくなって、初めて礼儀に心を向ける余裕ができてくる。
です。
これは、元々、『管鮑の交わり』などで、古典の教科書にも載っている、管仲(菅子)の言葉で、元の言葉は、
倉廩実ちて、則ち礼節を知り、衣食足りて、則ち栄辱を知る
(そうりんみちてすなわちれいせつをしり、いしょくたりてすなわちえいじょくをしる)
だそうです。
意味としては、
『穀物の蔵が満たされないと礼儀はその次であり、着るもの、食べるものが足りてないと自尊心などは芽生えない』
『食料庫が一杯になって、人は礼儀をわきまえ、衣服を十分にも所持して、外聞や恥を気にするようになる。生活に余裕があってはじめて、人は人間らしい振る舞いができるようになるのだ。』
このような訳になるようです。
これを短くしたものが、『衣食足りて礼節を知る』なわけですね。
深い言葉であると同時に、宰相として帝を支えた慧眼が伝わってきます。
僕の尊敬する名軍司、諸葛孔明も、管仲を目標にしていたと言われています。
それにも納得できるわけです。
2019年に思うこと
人と向き合う仕事をしていると、どうしても礼儀や身だしなみには気を遣います。
更には、健康はそれ以前の問題です。
それらが満ちて、心に余裕をもって、人と向き合いたいものです。
2019年は、ヒトとして文化的な生活を送るため、
一に食事(健康)、二に衣服(オシャレ)、そして、礼儀正しく過ごし、衣食足りて礼節を知る、を実行していきたいと思います。
2019年が皆様にとって良い一年になりますよう。
では。
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