ファイユーム(FAIYUM):中盤カード(40~80)

ファイユームのカード一覧です。

今回は中盤に購入することのできる40~80のカードについて見ていきます。

序盤にも高値で購入することができます。

値段が高いからと買い渋ると、流れてしまうこともあります。

中盤からということで、扱いにくさもあるが強力なカードや、功績点が稼げるカード、序盤のカードの上位互換カードが多いです。

中盤以降は、功績点を得られるカードの有無が勝敗に直結するので、功績点を得られるカードについては、マナレシオと別で★マークをつけています。

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40ー「町の創建」

小麦、ブドウ、石材を1つずつ支払う。集落1つを町にして、功績点5点と2金を得る。

序盤はS-「開拓」、20-「入植」などが強カードであり、みんなが集落をつくるので、このカードも生きてくる。(現在のプレイ履歴ではこのカードを利用した人がいないため未知数)

マナレシオ理論では+2にとどまっているが、功績点5点が複数回狙えることもあり、カードの評価はもっと高い。

マナレシオ+2 ★★★

42ー「栽培家」

川沿いに労働者駒を置く。薔薇を2つ得る。

2ー「庭師」の上位互換。中盤としてはカード単体のパワーは弱いので、32ー「調香師」や終盤の資材を多種類要求するカードとのコンボを狙っていきたい。

マナレシオ+2

44ー「農場」

ブドウと石材1つずつ支払う。道のつながった小麦のマスに工房を置く。功績点3点と小麦3つを得る。

中盤の購入安定カード。46-「ブドウ農場」、48-「石切り場」の小麦版。

条件付きではあるが、効率良く資材と功績点を得ることができる。

このカードたちがあるため、S-「道路:2本」などの道を敷けるカードの優先度が高くなっている。

自分の集めやすい資材によって今後の戦略が変わるため、44ー「農場」、46ー「ブドウ農場」、48-「石切り場」のどれかひとつは購入しておきたい。

4人以上でのプレイ経験がないので未知数ではあるが、どれも手に入らなかったときを考えると恐ろしい。74-「農園」、76-「ブドウ農園」、78-「採石場」の購入優先度が上がる。

場所の兼ね合いで、何度も何度も繰り返し使うことは難しいので注意。

マナレシオ+9 

46ー「ブドウ農場」

小麦と石材1つずつ支払う。道のつながったブドウのマスに工房を置く。功績点3点とブドウ3つを得る。

中盤の購入安定カード。44-「農場」、48-「石切り場」のブドウ版。

マナレシオ+9 

48ー「石切り場」

小麦とブドウ1つずつ支払う。道のつながった石材のマスに工房を置く。功績点3点と石材3つを得る。

中盤の購入安定カード。44-「農場」、46-「ブドウ農場」の石材版。

マナレシオ+9 ★★

50ー「便利屋」

次から1つ選んで行う。

・自分の捨て山の一番上にあるカードを手札に戻す。

・小麦、ブドウ、石材、魚のうち1つを得る。

・功績点1点を得る。

プルート3点セットの1つ。

カード単体でのパワーは強くない。

強いカードを再利用したり、手に入れる手段の少ない魚を手に入れるなど、コンボ要素が強い。

ほかにも、あと一つ足りない資材を手に入れるなど、かゆいところに手が届く効果となっている。

功績点を得る効果も、最後の最後まで腐らないのが嬉しい。まさに「便利屋」。

戻す効果は増えていないので-4

資材1つを得る効果は-1

功績点を得る効果は-2 

52ー「事務処理」

手札1~3枚を捨て札の一番下に置く。置いたカード1枚につき2金を得る。

プルート3点セットの1つ。

後半、S-「農夫」などのカードパワーが弱いカードを処理しながらプラスをとれる。

1枚だけ下に置くのはディスアドバンテージになるので注意。

余裕があれば購入することをおすすめする。

2枚で+-0。3枚で+2。

54ー「事業拡大」

任意の資材(小麦、ブドウ、石材、魚)1つを支払う。工房を研究所にし、功績点3点を得る。

工房を作るカードは強く、みんなが工房をつくっていくので、このカードは繰り返し使いやすい。

中盤カードにしては軽量コストで功績点が得られるのもうれしい。

マナレシオ+3 ★★★

56-「助手」

工房のあるマスに労働者駒を置き、対応する資材を3つ得る。

工房のあるマスに労働者コマを置くカードが、終盤に複数個あり、工房のあるマスは取り合いになることが多い。

腐ることも多いが、牽制のために1枚握っておくのも強いかも。

マナレシオ+5

58-「漁師」

既に労働者駒の置かれているマスの隣で、かつ運河や海に接しているマスに労働者駒を置く。魚3つを得る。

集落や工房がなくても資材3つを得られるコストパフォーマンスは良いが、魚を要求するカードはあまりないので、余りがち。

購入優先度は低いか。

マナレシオ+5

60-「宝石鉱夫」

以下のうちどちらかひとつを選ぶ。

・1金を払って労働者駒を1つ寝かす。5回まで繰り返す。この駒は「宝石鉱夫」の効果以外では取り除けない。

・寝かせている労働者駒全てを取り除く。1人につき3金を得る。

金稼ぎの手段よりは、妨害目的が大きい。集落や工房にある労働者コマを狙っていこう。

1つ目の効果を連打して、ためておくこともできるので、別の金稼ぎの手段を用意しておくと妨害として強いか。

1人につき+2金計算で、2手番分かかっているので、4人で±0。5人で+2。

62-「見習い」

労働者駒を1~3個取り除く。1つにつき2金得る。

単体で使うよりは、集落や工房などの再度労働者駒を配置したいマスに使うのがよい。

通常の管理アクションでは、1人につき1金であり、2人までしか戻せないので、収入が2回分以上あると考えれば、カードパワーは高い。

特に中盤以降は資材より金が不足しがちなので、購入優先度は高め。

2人で±0。3人で+2

64-「バザール」

2金払う。市場に並んでいるカード1枚を手札に加える。値引きトークンが置かれている場合は1金でよい。

現在最も評価が分かれているカード。このカードを多少無理してでも購入して置き、強いカードを中盤~終盤にかけて購入→連打することが強いのではと言われている。

現状おそらくtier1。

マナレシオ未知数。

66-「小麦交易商」、68-「ブドウ交易商」、70-「石材交易商」

任意の集落駒のあるマスに労働者駒を置き、小麦(ブドウ、石材)3個を得る。

どの集落でもよいのが嬉しい。

一方で、集落駒のあるマスは、工房のあるマス以上に労働者駒が設置されがちなので注意。

44ー「農場」、46ー「ブドウ農場」、48-「石切り場」で回収できていない資材の補完に1枚持っておくと安心。

マナレシオ+5

72-「モニュメント」

支払う石材1つにつき1つの建材を、任意の建設用地に、1~3個配置する。複数の建設用地に置くことができる。置いた建材につき2点の名声点を得る。

必要資材が石材限定であり、建材を設置するカードは少ないので妨害されにくい。

48ー「石切り場」、70-「石材交易商」、78-「採石場」を購入できたなら狙っていこう。

1つにつき+3。2つで+6。最大3つ+9★★★

74-「農園」

ブドウと石材1つずつ支払う。道のつながったブドウのマスに工房を置く。功績点3点と小麦4つを得る。

44ー「農場」の上位互換であり、76-「ブドウ農園」、78-「採石場」の小麦版。

マナレシオは12と高いが、このカードが買える頃には資材が余ったり、工房が置けなくなっていたりすることも多いので、資材1つ分くらいは誤差である。

44ー「農場」、46ー「ブドウ農場」、48-「石切り場」が購入できなかったときや、これらのうちの手に入ったものとの補完で購入するのもよい。

44ー「農場」、46ー「ブドウ農場」、48-「石切り場」よりさらに繰り返し使用が難しいので注意。

マナレシオ+12 

76-「ブドウ農園」

小麦と石材1つずつ支払う。道のつながったブドウのマスに工房を置く。功績点3点とブドウ3つを得る。

46ー「ブドウ農場」の上位互換であり、74-「農園」、78-「採石場」のブドウ版。

マナレシオ+12 

78-「採石場」

小麦とブドウ1つずつ支払う。道のつながった石材のマスに工房を置く。功績点3点と石材3つを得る。

48ー「石切り場」の上位互換であり、74-「農園」、76-「ブドウ農園」の石材版。

マナレシオ+12 

80-「収穫期労働者」

1金はらって労働者駒1個を、既に駒が置かれているマスに隣接するマスに配置する。1~3個配置する。対応する資源を獲得する。

1金を払う農夫×3という効果。費用対効果はよい。

1人ではディスアドバンテージになるので注意。

ただ、金自体が足りなくなってきている頃だと思うので、自分のお財布事情と要相談のカード。

2人で±0。3人置いて+2。

総評

中盤は資材を集めるカードが豊富にあり、ここで集めた資材を中心に。終盤の戦略を立てていくことになります。

カード単体としては、なにを言っても、64-「バザール」でしょう。

このカードがゲーム序盤に購入ゾーンに降りてきたときには、ゲームバランスが崩壊します。

逆にゲーム終盤には購入分の手番消費が痛いので、上振れカードかなと思います。

個人的には、★3つをつけた、40ー「町の創建」、54ー「事業拡大」、72-「モニュメント」のどれかを軸にしていくのがよいのではないかと思います。

risoluto
吟遊詩人。趣味人を気取る教育公務員。

人生とは旅に似ている。



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